日本の色(いろ) Level: Intermediate 4

みなさん、こんにちは。
今日は日本の変(か)わった色(いろ)を二色(にしょく)紹介(しょうかい)します。
みなさんが思い浮(う)かべる色といえば、赤(あか)、白(しろ)、青(あお)、ピンクなどじゃないでしょうか。
わたしもそんな色を思い浮(う)かべますが、先日(せんじつ)従姉妹(いとこ)がおもしろい写真(しゃしん)を送(おく)ってくれました。
この写真をみてください。

一色目(いっしょくめ)は桜鼠色(さくらねずみいろ)という色です。
桜?ねずみ?
こんな色です。

実( じつ)は、わたしも初(はじ)めて聞きました。
おもしろいと思って調(しら)べてみたら伝統的(でんとうてき)な色だそうです。
桜鼠色(さくらねずみいろ)は、薄(うす)いピンク色と墨(すみ)の色が混(ま)じった桜のような色らしいです。
この色は元禄時代(げんろくじだい)(1688年〜1704年)から使われていると考(かんが)えられています。
大昔(おおむかし)からある色なんですね!とても上品(じょうひん)で落(お)ち着(つ)いた色だと思いました。
二色目(にしょくめ)はこの色です。

萌黄色(もえぎいろ)

この色の名前は聞いたことはあるけど、どんな色かは知りませんでした。
萌黄色(もえぎいろ)は 春に出る若葉(わかば)の色です。
平安時代(へいあんじだい)(794年〜1185年)からある色で若( わか)さをイメージする色だそうです。明るくてきれいな色ですね。
ことば
変(か)わった:Unusual/odd
色(いろ):Color
二色(にしょく):Two-color
思い浮(う)かべる:Remind/Come to one’s mind
・・・といえば:Speaking of…
赤(あか):Red
白(しろ):White
青(あお):Blue
ピンク:Pink
など:Et cetera
そんな:Like that/Such
Vますが:More formal way of saying 辞書形(じしょけい)+けど
先日(せんじつ):The other day
従姉妹(いとこ):Cousin(female) *従兄弟(いとこ):Cousin(male)
一色目(いっしょくめ):The first color
鼠(ねずみ):Mouse
こんな:Like this
実( じつ)は:Actually
伝統的(でんとうてき):Traditional
墨(すみ):Ink
混(ま)ざる:To mix
元禄時代(げんろくじだい):Genroku era
考(かんが)える:To consider
大昔(おおむかし):long time ago/In the remote past
上品(じょうひん)(なadj):Elegant
落(お)ち着(つ)く:To settle down/To comedown
*落ち着いた色:A calm color
二色目(にしょくめ):The second color
若葉(わかば):Young leaves
平安時代(へいあんじだい):Heian era
若( わか)さ:Youth
イメージする:To image
記事(きじ):Article
意味(いみ):Meaning
みなさん、記事(きじ)の中にあったこの文(ぶん)の意味(いみ)が分(
わ)かりましたか。少(すこ)し難(むずか)しかったかもしれません。
この色は元禄時代(げんろくじだい)から使われていると考(かんが)えられています。
It is conceivable that this color has been used since Genroku era.(By majority)
文(ぶん)の中に二つも受身形(うけみけい)がありましたね。
受身形の復習(ふくしゅう)をしましょう。
次の文を受身形にしてください。
- 母が妹をほめた。
妹は 。
- 部長(ぶちょう)が部下(ぶか)をしかった。
部下は 。
- シンガポールでは 英語を話す。
シンガポールでは 。
答(こた)え
↓
↓
↓
- (妹は)母にほめられました。
- (部下は)部長にしかられました。
- シンガポールでは(よく)英語が話されています。